2018.08

リモートワークのその後
2年経過した今の気持ち

こんにちは。
マネージャーの高橋です。


もうすぐリモートワークを初めて2年が経ちます。
今回は現状感じている問題点について書きたいと思います。
うまくできている方からすれば、
とても恥ずかしい内容なので少し躊躇ったのですが、
ソツのない内容ばかりではなく
本当の気持ちを伝えたかったのと、
同じように悩んでおられる方や
リモート社員を抱える管理職の方の参考に少しでもなればと思い
書いてみようと思いました。
こんな人もいるんだなという感じで、
参考までに気軽にお読みいただければと思います。

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以前にも書きました通り、
リモートワークの問題点として圧倒的に感じるのは
私の場合は「コミュニケーション問題」です。

→以前の記事
おそらく、コミュニケーションの問題から、
リモートワークの実施を懸念している会社も多いのではないでしょうか。
私がリモートワークをはじめて2年という月日が経ち、
より強くその重要性を感じるようになりました。
何故2年も経った今、真剣に考えているのか。
それは、
本当の意味での不満ややりにくさに、
時間が経つまで
私自身気が付かなかったからです。
正直に言うと、
全く気づいていなかったわけではありません。
迷惑をかけたくないという思いから、
少し心に引っかかることがあっても、
その気持ちに蓋をして、
向き合う事をしてきませんでした。
(深刻に悩むような大きな引っかかりが無かったので、
見過ごすことにストレスを感じにくかったのかもしれません)
自分だけ違う働き方をしているということを、
どこか勝手に負い目に感じていたのだと思います。

(誤解のないように書きますが、
嫌味を言われるとか意地悪をされるとか、
そういったことは一切無く、
あくまでも私の性質の問題です。)
ですが、深刻ではないにせよ、
小さな引っかかりはどんどん溜まり、
いつの間にか大きな塊になっていたのです。
ここまでくるまで、
問題に気づけなかった私自身が、一番の問題だったと思います。
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少し回りくどい書き方をしてしまいましたが、
何に一番ストレスを感じていたか。
それは、
「欲しい情報を取りにいけない」
という事です。
問題点と解決策として、
下記のとおり提案しました。
(1)テレビ会議での音声問題
人数が増え引っ越しをして広くなった分、一人一人の声が聞こえにくくなった。

【解決策】

→集音マイクを導入する

最近導入してもらいましたが、とても聞きやすくなりました。

音声に若干タイムラグがあるので、雑談っぽくなったときに
中々入っていけないのはちょっと寂しいですが、
これは技術の進歩に頼るしかないのでしょうか。。
(2)各々の連絡手段について

これは以前にも書いた事があるのですが(こちらです)、
会社にいると、自分が直接参加していない会話でもなんとなく聞こえていたり、
雑談から仕事の話になったりと、思わぬところで情報を得ることができます。

それが一切なくなったのは、リモート社員として一番つらいところかもしれません。

【解決策】

→仕事の話に関しては、他の人に直接関係なさそうな話題でも、
個々のやりとりで済まさず、案件用のスレッドでやり取りをする。

→確定ではない事案も、知っておきたいので、定期的に案件の会議をする。
そして、これに関しては、私も話しやすい空気を作ったり、
こちらからのコミュニケーションを努力しなければいけないなと思います。

特に最近入社した社員とは、ほぼコミュニケーションが取れていません。

直接会ったこともなく、あまり喋ったことがない先輩に話しかけるのは勇気がいると思います。

凄みや威圧感が出ないようにするのが専らの悩みです。(頑張ります...!)
(3)出張について

会社からかなり遠い地域に引っ越してしまったので、出張の回数が減ってしまいました。

前回の出張までに半年空いてしまったのですが、あこれはちょっとまずいな、と思ってしまいました。
遠距離でも定期的に会社に顔を出すことは必要だと思います。

【解決策】

→増やしてもらうことで調整。
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仕事だから我慢するのが当たり前
いつの間にかそれが当たり前になっていて、
知らず知らずのうちに衝突するを避けていたのだと思います。
でも、これからは、
その我慢は何のため?と、自分に問いたいです。
必要のない我慢もありますし、
必要な衝突もあるのからです。
もちろん、【自分も会社もよくなるため】という確かな物差しは必要ですが
もっと正直に、図々しく、逞しくやっていかなければ!
と思っています。

(でも謙虚さは忘れずに!そのバランスが難しいのですが。。。)
やってみての感想や、
また思うところがあれば書きたいと思います。
そして、リモートの社員さんを抱えている他社さんで、
うちはこうやっているよ〜という
おすすめ情報があれば教えていただけると嬉しいです。

それではまた!
author: Takahashi
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