デザイナーの竹本です。
さて、本題の"筑紫Q明朝"の話です。
〈他の筑紫ファミリーの話を前回しましたので、お暇な方は是非こちらから〉 いよいよ筑紫Q明朝の話前回のブログでお話した"筑紫アンティーク明朝"も最初見たときはクセが凄い!と思いましたが、
今回のこの"筑紫Q明朝"を見てしまったら可愛く見えますね...。
Q明朝の"Q"は「これが明朝体なの?(Question)」の"Q"だそうです。
確かに...。
ハライがより伸びやかに"かな"が劇的に柔らか...(くない部分もある!)。
とにかく凄い暴れてます。謎。
字間を詰めてバッキバキにも、マージンも持たせて可愛くも使えるバランスの妙ですね。。
このカタカナひらがなをどう扱うか...魅力でもあり大問題でもあります。。
最初見た瞬間、フィーリングとして何だかとっても安部公房!と思ったので
こういう感じで使うのが良いのかも知れません...(違うかも知れません...)
懐かしいのに新しい本当に妙なフォントです。。好き。
とはいえ暴れ過ぎで使いづらい場合もあると思うので、
オールド明朝とリガチャ(合字)してみると...
自分としては凄く好きなんですけど、、どうでしょう?
今後さらに"筑紫ヴィンテージ明朝"というのがリリース予定だそうです。
それもとても素敵なので楽しみですね!