
デザイナーのたむらです。
私の肩書きはデザイナーでもあり、ビジュアルデザイナー・レタッチャーという顔も持っております。
昼は地場衛(ちばまもる)・夜はタキシード仮面様のようなものですね。
デザイナーなので、もちろんwebデザイン・グラフィックデザインもいたしますが、
よりビジュアルに特化した絵作りを得意としているため、「Visual Designer / Retoucher」という肩書きになりました。
ビジュアルデザインもレタッチも、どちらも画を作り込むことですが、
その中でも、自分の中での大きい切り分けがあります。
私の考える二つの肩書きの切り分けはこんな感じです。
[Visual Design]・イメージするビジュアルの構図や世界観を考える
・ビジュアルを作るにあたって、提案をしながら作り込んでいく
[Retouch]・撮影後や合成構図が決まった後の目指すべき世界観へのクオリティアップ
「ビジュアルデザイナー」として動く時は、
ビジュアルに表現すべき内容を整理して、そこからどのような画を構成するかを考え、
色味・空気感・プロップ・スタイリングなど頭の中で出来上がったビジュアルを形にするために、
カメラマン・モデル・スタイリストと共に、イメージする世界観を共有し作り上げていきます。
「レタッチャー」として入る時は、
担当ADやカメラマンのイメージをもとに、いかに完成クオリティをあげるか、どこまで持ち上げることができるか。
世界観を理解し、自分の解釈のみでレタッチを行わないよう、目の前のビジュアルと向き合う時間。
地道な作業ではありますが着実にキレイになっていくので面白いなと毎回感じています。
ビジュアルデザイナーとして絵作りをした後、自分自身がレタッチャーとなりさらに完成度を上げていくことももちろんありますし、
担当ADとともにビジュアルデザイナーとして画作りに入っていくこともあります。
完成されるビジュアルを作り込んでいくということはどちらも共通してますが、
どの立ち位置でそのビジュアルの世界観を作り上げていくか。
関わり方によって作業内容も使う脳みそも全く変わってきます。
ワンビジュアルは人の心を一瞬で掴むパワーがあるのでとても興味深いです。
ビジュアルデザイナーとしてでも、レタッチャーとしてでも、画作りは大好きな仕事。
個人的にワンビジュアルとは世界で一番短い、考える余白を残したラブレターのようなものだと思っています。
誰かの心に深く刺さる衝撃的ラブレターを作り続けていきたい。
そんな夏の夜を過ごしております。